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注文住宅にかかる費用

群馬県で注文住宅づくりを行った場合には、どれほどの費用が必要となるのでしょうか?こちらのページでは、国土交通省が発表した資料などから、代表的な建築方法である「木造」「鉄骨」「RC」のそれぞれの相場を調べてみました。

群馬県の注文住宅相場
木造(37,3坪) 1,783~2,850万円
鉄骨(39.7坪) 2,350~3,566万円
RC(66.6坪) 4,797~6,670万円

ちなみに、これらの費用は本体価格ではなく、実際に家を建てたときに算出された工事費の総額です。

費用相場の内訳

費用

それでは、こうした注文住宅の費用は、どのような内訳になっているのでしょうか? 代表的な費用の一部の詳細を確認しておきましょう。

土地代金

家を建てる場所となる土地にかかる費用です。一般的に家を建築するときの総額は、この土地代金と建築費用のふたつに分類されます。元来日本人は、建物にかかる費用よりも土地代金を重視しがちです。ですが、実際に生活を営むのはもちろん建物の中になるので、偏りのある費用バランスをとってしまうと、後々に後悔してしまうことが多いようです。

解体工事費

新築の場合にはあまり影響はありませんが、建替えや建物付きの土地を購入した際には、きちんと必要経費に加えておくことが重要です。一般的に解体工事費そのものの相場は坪単価(2,5~4万円)だといわれています。さらに木造、鉄骨、RCでは費用もちがってきますので、業者に相談しておくといいでしょう。

設計料

設計図面にかかわる費用は設計料とよばれており、図面通りに工事が実施されているかを管理する費用は、別料金となり、設計管理料といわれています。こうした設計料は、工務店では工事費の2~5%前後になっているのが一般的です。それに対してハウスメーカーでは、規格住宅であることがほとんどで、特別に設計料として計上されることはめったにありません。

工事費

家の建築に直接的にかかる費用です。おもに、材料費や加工費、部品の取り付けや職人さんたちに支払う手間賃。建材の運搬費用や土地の地盤強度をチェックするための地盤調査といった、総額の大半がこの工事費に含まれています。もちろん、建築する注文住宅のグレードが高ければ高いほど、工事費の割合が大きくなります。

諸費用

家づくりにおいては、工事費や設計料などの建築にかかる費用とは別に、税金や仲介手数料などの諸雑費が必要になります。じつは全体を通じても諸費用にかかわる割合は大きくなることがあり、資金計画を立てるときには、あらかじめ諸費用もきちんと計上しておく必要があるでしょう。諸費用の詳細な内訳は以下のとおりになります。

  • 仲介手数料
  • 住宅ローンなどの関係費用
  • 登記手続費
  • 引っ越し費用
  • 仮住まい費用
  • 家具や調度品などにかかる費用

主要エリアの土地相場

群馬の主要エリアは、前橋市・高崎市・富岡市・太田市・伊勢崎市の5つになります。このエリア以外になると、車がないと生活が不便なこともあります。そういった土地柄から、群馬県は運転免許の保有率が全国第一位、自動車の保有台数も第一位というほどの車王国といわれています。

と言っても、主要エリアであれば生活に必要な施設はきちんと整っているのですが、だからこそ土地相場が気になりますね。

前橋市

赤城山の麓に広がる前橋市の土地相場は、住居専用地域だと20.3万円/坪で低層住居専用地域相場は17.2万円/坪、全体の土地価格相場は16.9万円/坪です

全国屈指の医師数を誇り、病院までの距離は全国1位の平均400mなど医療環境が充実していることで知られる前橋ですが、他にもたくさんの魅力があります。

まず、子育て中の方にとっての魅力が子供を育てやすい環境が整っていることです。前橋では、国の基準よりも多く保育士を配置しているので、全国で問題になっている待機児童はゼロとなっています。さらに、子育てにおける住宅の改修支援や、特別市営住宅への入居補助もあるので、生活する上で掛かる負担を大幅に軽減できます。

雄大な自然を抱える環境のもと、ひろびろとした土地でゆったりとした子育てができる前橋なら、子供ものびのび育てることができるでしょう。

そして、近年増えている自然災害に強いというのも前橋の特徴です。現時点では、震度6以上の地震が起こる確率はかなり低く、周りの山々が防波堤となってくれるので、台風の被害も少ないという特徴があります。

もちろん自然環境に任せっきりというわけではなく、行政と市民が一丸となって防災対策に取り組んでいるのも前橋の特徴です。普段の生活の中で災害への備えや対策を行っておくことは、異常気象が続く日本ではとても重要なことです。前橋なら、生活環境だけではなく、安心した暮らしも提供してくれます。

自然の恵みの魅力

農産物

前橋市の自然に恵まれた環境ならではの魅力が農産物です

群馬県の中では都市部の位置づけとなる前橋市ですが、日照時間が長く、利根川や広瀬川からの豊富な水資源があるので、環境汚染の心配のない新鮮な農産物が揃っています。地産地消で価格も安いですから、毎日美味しい野菜や果物を食べられるという魅力もあるのです。

高崎市

太平洋と日本海を結ぶ、内陸交通の要となる高崎市の土地相場は、住居専用地域だと18.1万円/坪で低層住居専用地域相場は8.4万円/坪、全体の土地価格相場は15.2万円/坪です。

高崎市には新幹線が止まる高崎駅があるので、群馬県の玄関口とも言える市です。高崎駅からは、普通の電車も出ていますし、通っている電車の本数も前橋市と比べると格段に多いですから、駅周辺の居住区は移動がとても便利です。また高崎駅でなくても、10分圏内の高崎問屋町や井野ぐらいなら、土地の価格も安くなるので住みやすいでしょう。

さらに、高崎市は観光拠点としての開発がどんどん進んでいるので、公共交通機関などもしっかり整備されていますから、住みやすさも向上しているのが魅力です。

日常生活の利便性

高崎市にはベイシアやヤオコーなど、大手スーパーマーケットが出店しているだけではなく、最近各地で人気となっている道の駅や直売所も豊富です。農業が盛んな地域ですから、新鮮なのはもちろんお値段もスーパーと比べるとかなり安く購入できます。

また、秋にはりんごや梨などの地元フルーツも出回るので、一年を通して美味しい野菜や果物を買えるのは、主婦の方にとっては魅力的ですね。

もちろん、普通のお買い物は環状線沿いに大型スーパーやドラッグストアが揃っていますから、日常生活を送る上で利便性に問題はありません。

富岡市

世界遺産や日本三奇勝を有する富岡市の土地相場は、住居専用地域だと11.1万円/坪で、全体の土地価格相場は10.6万円となっています。

富岡市と言えば、まず思い浮かべるのは世界遺産登録をされた富岡製糸場ですね。ですが「人と自然と歴史が織りなす豊かなまち」というキャッチフレーズがあるように、富岡製糸場以外にも歴史を感じさせる魅力的な観光地があります。その一つが一宮貫前神社です。1400年もの歴史を持つお社にある御祭神は、3代将軍徳川家光が建立したもので、国の重要文化財に指定されています。

また前述にあるように群馬サファリパークが近く、隣接する大塩湖もあるので休日のレジャーもドライブ圏内で楽しむことができるのが魅力です。春には桜やつつじ、6月にはあじさいなど季節の花が楽しめるのも、自然が多い富岡市にある湖ならではですね。他にもゴルフ場や温泉などが近場にあるので、居住地区の充実とアミューズメントが共存しているというのが富岡市の一番の魅力です。

太田市

太陽光発電推進の町として平和都市宣言を行っている太田市の土地相場は、住居専用地域だと10.9万円/坪で低層住居専用地域相場は13.7万円/坪、全体の土地価格相場は8.7万円/坪です。

工業や商業が盛んな伊勢崎市ですが、群馬県内ですから豊富な自然にも恵まれています。中でも人気なのは市内に数ある花の名所です

春には大光院の南側にある八瀬川に桜のトンネルがかかり、八王子山公園では広大な土地に芝桜の絨毯が敷き詰められます。

太田吉沢ゆりの里には、初夏になると8万坪の敷地に50種類150万輪のゆりが咲き乱れます。大慶寺の庭には、約150種類3500株の牡丹を愛でることができますし、大光院では内閣総理大臣賞などを受賞した優秀花が約800点展示されます。他にも金山丘陵の北斜面に咲くカタクリの群生など四季折々の花が楽しめるのは、太田市ならではの魅力です。

レジャー施設も充実

群馬県最大のショッピングセンターや高速自動車道の開通など利便性が高い太田市ですが、その反面レジャー施設が充実しているのが特徴です。

ジャパンスネークセンターには、キングコブラやガラガラヘビなど世界から集められた300種類の蛇をみることができますし、ふれあいも体験できます。

ぐんまこどもの国では、関東では珍しいサマーボブスレーや変わった自転車に乗れるサイクル広場などがあります。児童会館にはクラフトルームやプラネタリウムなどもあるので、天候を問わず楽しめるのも魅力です。

伊勢崎市

群馬県内において比較的な温暖な気候で住みやすい伊勢崎市の土地相場は、住居専用地域だと11.3万円/坪で低層住居専用地域相場は13万円/坪、全体の土地価格相場は10.4万円/坪です。

製造業など工業都市として有名な伊勢崎市では、商業施設の進出も盛んになっているので、人口増加率は群馬県内で一番の伸びとなっています。地方都市として成長が著しい伊勢崎市は、経済活動の可能性も広がっているので住みやすさは抜群と言えるでしょう。

ですが、雄大な自然を抱える群馬県の市としての顔も持っています。

あづま水生植物園では、5月までは1万5000株のカキツバタ、6月下旬までは1万株の花ショウブが楽しめます。花ショウブが楽しめるスポットとしては、赤堀花しょうぶ園も人気です。

また、子供連れで楽しめるスポットでは華蔵寺公園遊園地があります。入園料は無料で、乗り物代も格安ですから家族で気軽に遊びに行けます。伊勢崎市には児童公園など子供が遊べる施設もきちんと完備されていますが、近くに手軽なアミューズメントがあるのは嬉しいですね。

また、ちょっと足を伸ばせばキャニオニングやラフティングを楽しめるスポットが充実しているのも群馬県にある伊勢崎市ならではの魅力です。アウトドア体験を気軽にできるのは、子育て世代にとって理想的な環境と言えるでしょう。

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