家を建てた後の税金・保証・考えることは?
家を建てた後もメンテナンスや税金の支払いなどを行う必要もあり、計画的に支払いを行っていくことが大切です。新築住宅の場合には、軽減措置を受けられる場合もあります。
ローンの返済と別に費用がかかってくるので、事前に計算して準備しておきましょう。
家の税金
家を建てた後にもずっとかかる税金として「都市計画税」と「固定資産税」があります。
都市計画税
土地や家といった不動産を保有している間かかってくる税金で、自治体によっては都市計画税を設定していなくて支払わなくても良いこともあります。税金は住宅の固定資産評価額の0.3%が住宅の税額として設定されています。
固定資産税
土地や家といった資産を保有する間かかってくる税金です。住宅の固定資産評価額の1.4%が住宅の税額として設定されます。
新築住宅の場合には建築後3年間、120平方m以内の住居部分が50%減額され、長期優良住宅の場合には5年間同様の軽減措置を受けられます。
早めの準備が大切
いずれも一括払いと4回払いを選ぶことができ、一緒に納税することを求められます。
支払う金額の目安は両方合わせて10~20万円ほどとなります。住宅の立地条件や予算によっても異なってくるため、建築費と土地の購入費がわかれば計算しているとスムーズに準備ができます。
家の保証
新築住宅の場合、住宅で重要な「構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分」に欠陥(瑕疵)があった場合に引き渡しから10年間事業者が「瑕疵担保責任」として補修や瑕疵によって引き起こされた損害を賠償することが法律で定められています。
依頼した会社によっては、これにプラスして自社独自の補償を行っています。
住まいの維持費(メンテナンス)
一戸建ての場合には約10~20年1つのサイクルとして台所・洗面所をはじめとした水回りや外壁・屋根を修理やリフォームが必要となってきます。1回の修理・リフォームにかかってくる費用は水回りでは200~300万円、外壁や屋根では100~200万円かかってきます。急な出費となってしまうと準備するのが大変なので、計画的に貯蓄しておくことが大切です。